ソーシング(Sourcing)とは、M&A の対象候補を発掘し、実際に接触までを行うプロセスです。買い手にとっては成長戦略の起点、売り手にとっては最適な相手探しの起点となる重要な業務です。
売り手側のソーシング
- 譲渡対象企業の魅力をまとめた ティーザー資料(匿名ベース)の作成
- 候補買い手リストの作成(ロングリスト → ショートリスト)
- NDA 締結後のインフォメーション・メモランダム(IM)の開示
- 打診・初回面談の設定
買い手側のソーシング
- 成長戦略から逆算したターゲット業種・規模の特定
- 候補企業のロングリスト作成
- 直接アプローチまたは仲介/FA 経由での打診
- ノンネームでの情報入手・絞り込み
実務上のポイント
ソーシングの質が M&A 全体の成否を左右します。売り手側は「自社の強みを誤解なく伝える資料」、買い手側は「戦略と合致する相手を見極める審美眼」が求められます。FA の経験値と業界ネットワークが最も活きる領域です。