仲介型 M&A とは、仲介会社が売り手・買い手の 双方 と契約を結び、双方から報酬を受け取る形態の M&A 支援です。日本の中小企業 M&A で広く普及しています。
特徴
- 両手取引: 仲介会社が売り手・買い手の両方から報酬を受領
- マッチング機能: 仲介会社が保有する案件ネットワークを活用できる
- 中立的調整: 売り手と買い手の折り合いをつける役割
FA(片側専属)との違い
| 項目 | 仲介型 | 片側専属 FA | |------|--------|-------------| | 契約相手 | 売り手・買い手の双方 | いずれか一方 | | 報酬の出どころ | 双方 | 依頼者のみ | | 立場 | 中立的なマッチング役 | 依頼者の利益最大化 |
実務上のポイント
仲介型には「マッチング力が強い」「スピーディーに成約に至りやすい」などの長所があり、事業規模や相手方の状況によって有効な選択肢となります。一方で、売り手・買い手の双方から報酬を受ける構造上、どちらか一方の利益を最大化するような交渉には不向きな場面もあります。どちらを選ぶかは、M&A の目的と経営者の方針に応じて判断すべき論点です。